コシノ3姉妹とは?『偉大な母コシノアヤコさん』無しでは語れないデザイナー姉妹について調べてみました。

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デザイナー歴60年の姉を筆頭に、いまも現役のコシノ3姉妹。テレビ朝日系トーク番組「徹子の部屋」に3姉妹で出演されました。“年齢を意識したら、そこで止まってしまう”走り続ける世界的デザイナーのパワーの源とはどのようなことなのでしょうか?

3人そろって現役デザイナー

現役であり続けるには・・

「競争心がモチベーションになる事があった」

「身近に最大のライバルがいた」との事ですが、

ずっと三者三様でやってきたからこそ今に続いていると語られています。

そのため「コシノ3姉妹」とひとくくりにされるのは抵抗があるそうです。

小篠弘子さん、小篠順子さん、小篠美智子さん、コシノ3姉妹とは

コシノヒロコ(長女) HIROKO KOSHINO デザイナー

文化服装学院在学中よりキャリアを重ね、パリ、ローマなど世界各国で

コレクションを発表されています。

アーティストとしても活動し、2013年にはKHギャラリー芦屋を開廊。

第15回毎日ファッション大賞などを受賞されています。

5歳から絵を描き始め、母に絵の才能を見抜かれます。

名門である文化服装学院に入学し、偉大な講師から技術を習得し

王道のキャリアを積んだうえで

デザイナーデビューを果たされています。デザイナー歴は60年。

トレーニングジムでの筋トレ、ゴルフ、長唄等の多彩な趣味をお持ちです。

1937年1月15日 87歳です。

コシノジュンコ(次女) JUNKO KOSHINO デザイナー

ファッションデザイナーの登竜門「装苑賞」を最年少の19歳で受賞。

1978~2000年にかけてパリ・コレクションに参加。以降、ファッションを通じた

国際的な文化交流にも力を入れられています。

姉のヒロコさんと同じく名門である文化服装学院に入学し、偉大な講師から技術を習得し

王道のキャリアを積んだうえでデザイナーデビューを果たされています。

1983年「俺たちひょうきん族」の 

アミダばばあ”の衣装は唯一デザイナーが制作した衣装です。

2023年3月にアキレス腱断裂で入院し手術。現在もリハビリをされているようですが、

医者も驚く回復力で、すぐに普通に歩けるようになられたそうです。

プライベートでもトレーニングジムでウオーキングをされたり、

合唱団では団長をされており、多趣味のようです。

1939年8月25日 84歳です。

コシノミチコ(三女) MICHIKO LONDON デザイナー

1973年からロンドンを拠点に活動を始め、斬新なプロダクトを生み出されました。

そのコレクションは、80年代ストリートカルチャーの象徴として、

英国王立ヴィクトリア&アルバート博物館に収められています。

神戸の一般大学(短大)に進学され、その学校の軟式テニス部(現在のソフトテニス)に

在籍し、全国大会にて優勝されています。

大学卒業後、しばらく国内で過ごされていましたが、

デザイナーとして活躍する姉たちとの比較などから離れるために

30歳を迎える1973年に日本を捨てて単身渡英。

そして、1980年代に入ってから姉2人にとっては

最大の脅威となるほどの活躍をみせられました。

現在は忙しくて趣味はないそうですが、料理好きだそうで、幼い頃から食べたいものは

自分で作っていたそうです。

今は“お好み焼き”にはまり、ロンドンのアトリエには業務用の鉄板設置したり、

外食で「美味しい」と思ったものはレシピ帳にメモを残されています。

また、可愛い家族をむかえられています。

その家族とは、ドンスコイと言う被毛がない猫の「抹茶ちゃん」です。

被毛がなくしわしわの猫ちゃんなので「おじい」と呼び、一緒に生活をされています。

母がファッションの原点

道って敷かれている

絵の才能がある!と戦時中に買ってもらったパステルとの出会いがデザイナーの始まりと語る

長女のヒロコさん。次女のジュンコさんも絵が得意でお二人は美術部だったそうです。

家庭の事情で画家にはなれなかったが、絵をやめたくなかったこと、

スタイル画と出会ったこと、戦前から洋裁店を営む母の背中を見て育ったことがきっかけで

デザイナーへの道が開けたそうです。

ミチコさんはと言うと・・

ミチコさんは少し違っていて、テニス一筋の生活を短大まで続けられています。

20代なかばまでお母ちゃんやジュンコさんの店の手伝いをされていて

「私の人生下働きで終わっていいのか」と思いロンドンへ。

これがミチコロンドンの始まりです。

ご本人は「図太さで道を切り開く」と言っておられましたが、才能でしかないですね。

神的存在の母 小篠綾子さん

18年前に93歳で他界した「お母ちゃん」お酒が好きで、人が好きで、

人が集まることが大好きな母、綾子さん

大阪・岸和田の呉服屋の長女に生まれ、21歳の時にミシン一台だけで

コシノ洋装店を開業されています。戦争で夫に先立たれると女手一つで

ヒロコ、ジュンコ、ミチコの3姉妹を育てあげられました。

1988年には、74歳で「アヤコ・コシノ」ブランドを創設されています。

『与うるは受くるより幸いなり』と言う聖書の言葉が口癖だったそうです。

その言葉は関西人の母によって「貰うよりあげたほうがええで」となり、

3姉妹への遺言の言葉となったそうです。

個性の違う3姉妹の共通点は「お母ちゃんを尊敬していること」で

3姉妹の最終目標は「お母ちゃんを超える事」だそうです。

youTube NHK連続テレビ主題歌

映画「ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~」

日本のファッション界に革命をおこしたコシノアヤコさんは、

2011年にNHK連続テレビ小説「カーネーション」でテレビドラマ化され話題となりました。

2025年初夏、昭和から平成を駆け抜けたゴッドマザーの物語が、ついに映画化決定!です。

大地真央(68)さんがコシノアヤコさん役を演じられます。

大地さんにとっては映画初主演の作品となっています。

コシノヒロコさん役を黒谷友香(48)さん、コシノジュンコさんを鈴木砂羽(51)さん、

コシノミチコさんを水上京香(28)さんが演じられます。

美しすぎるコシノアヤコさん。映画が楽しみです。

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